コラム『フィッティング用シューホーンのお話~拘り』

こんにちは。。。BROSENTの清水です。

今回は以前掲載して何故か今問い合わせの多いシューホーンのお話です。


皆さん靴を履く時にシューホーン(靴ベラ)は使っていますか?
最近ではマイシューホーンをお持ちになる方も増えてきています。
良いことです。
BROSENTでもフィッティング時にシューホーンを使用していますが、そこはプロショップのBROSENT。
そんじょそこらのシューホーンとは訳が違います!

 

BROSENTで使用しているシューホーンは私が前職時に現在の相棒本間氏と共同開発したプロ仕様の逸品です。
高級靴を筆頭に現代の靴は踵回りが小さく、丸みを帯びたものが増えてきています。
特にBROSENTの靴のように踵の小さい日本人に合わせた木型で作られた靴は特にそういう傾向にあります。

 

左がBROSENTの靴
左がBROSENTの靴
左がBROSENTの靴
左がBROSENTの靴

 

その当時私は『靴が進化しているのに、それに対応したシューホーンがない』と常々思っていました。
靴の踵回りに対してシューホーンの幅が広すぎるのです。
そこで本間氏に相談してオリジナルで作ってもらいました。
一般的なシューホーンと比べてみましょう。

 

左がBROSENTオリジナルシューホーン
左がBROSENTオリジナルシューホーン

 

横幅が全然違うのが分かると思います。
耐久性を出すのに苦労しましたが、構想から半年かけて完成したのがこちらのシューホーンです。
使ってみるとその違いは明白です!

 

BROSENTオリジナルシューホーン
BROSENTオリジナルシューホーン
一般的なシューホーン
一般的なシューホーン

 

一般的なシューホーンが踵周りに対し広すぎるため、足を落とす際に踵にストレスがかかってしまうのに対し、BROSENTのシューホーンは幅が狭いため、ストレスを与えることなく、足を落とすことが可能となっています。

靴の為に出来ること、BROSENTはこれからも拘り続けていきます。

 

 

BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。
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