修理例『スコッチグレイン~諦めるのはまだ早い!』

こんにちは、BROSENTの清水です。
本日のブログは久々にお修理の例をご紹介致します。
常連のU様にお持込いただいたスコッチグレインが本日の主役です!
靴は大好きだがお手入れが面倒と言うU様。
自分ではもう太刀打ちできないとのことで、かなり昔に買われたと言うスコッチグレインのギリーシューズのお修理とメンテナンスの復活をBROSENTに託して頂きました!

 

正直に申しましてかなりの重傷でした。。。(;^_^A
まずはライニングの損傷。
これ以上行くとアッパーが破けてしまうため、是非ここで止めておきたいところ!
こちらは内側から革を当てて補修を行いました。

 

修理前
修理前
修理後
修理後

 

続いては踵の擦れ傷。
もう革の表面が削れて、革の内部が見えている状況です。
はっきり言って大ピンチです!

清水『これ。。。いけるか。。。?』
本間『まぁ、何とかなるでしょ』

たくましい!そこは20年以上ひたすら靴を磨いてきたベテラン。
こなした数が違います!
しかも元メーカーさんなのでメンテナンスの技術だけではなく、道具に関する専門知識が違います!
やってくれました!

 

メンテナンス前
メンテナンス前
メンテナンス後
メンテナンス後

 

どうですか!?ほぼ分からなくなりました!
大したものです。

で、どうせ履くならかっこ良い方がと言うことでトゥにアンティークフィニッシュを施しました。
アンティークフィニッシュに関しては以前ブログで簡単に出来る方法をご紹介しているので、良かったらそちらもご覧ください。⇒『ブログで靴磨き教室~アンティークフィニッシュを自分でやってみよう!』

そして完成したのがこちらです!

 

 

如何ですか?
ご自身ではもうどうにも出来ない靴でも、もしかしたら何とかなるかもしれません。
捨てる前に是非一度BROSENTにご相談ください!


BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。
詳しくは『修理&染替えの郵送でのご依頼』をご覧ください。