ブログで靴磨き教室 PART6~カラブキ編~

本間です♪

 

さて、お勉強の時間で御座います☆

今回は何と!!「カラブキ編」です💦

 

清水「おい!カラブキって・・・これこそ意味有るのか?て言うか内容になるのか💦」

本間「・・・どうでしょう(-_-;)・・・ただ!!こんな内容でも「へぇ~」と思わせたらスゴクないですか!!」

清水「確かにそうだが・・・今回は厳しいだろ・・・カラブキだけだろ?」

本間「そう!ただ!カラブキだけでもコツだったり色々有るんですよ・・・多分・・・」

清水「まぁいいや💦取り合えず聞いてやるから始めてみな(苦笑)」

 

と言う事なんですが・・・確かに「カラブキ」だけに絞った内容のブログって過去に無いかもしてませんね💦

そこを敢えてやるBROSENTを温かい目で見守って下さいm(__)m

 

※初めてご覧の方は合わせてこちらから順番にご覧ください

クリーナー編

クリーム編

ブラシ編

 

前回はブラッシングで、80%は仕上がりましたね♪

 

今回は、最終仕上げのカラブキを行います。

 

まずはカラブキする時ですが、どんな布を使用していますか?

 

「古くなったタオル」「古くなったTシャツ」・・・はたまた、「嫁が使い古したストッキング」等々・・・

 

 

 

清水「おい・・・そのストッキング・・・リアルだな・・・」

本間「前に染め替えの靴を送ってもらった時に形が崩れない様に中に詰まってたヤツです( `ー´)ノ」

清水「まさにリアルUSEDじゃないか・・・」

本間「そのご本人はBROSENTのブログを良く読んでくれてるので今頃、爆笑してるかもしれませんね(笑)

          〇〇さん使わせてもらってます(∩´∀`)∩」

 

で、リアルUSEDは置いておいて・・・上記の布は何故カラブキに適していないのか?

ちょっと拡大して見てみましょう👀

 

 

 

左は「Tシャツ」 右上が「ストッキング」 右下が「タオル」の画像です。

 

良く見ると結構「粗い」のが解りますよね?

この「目の粗さ」がカラブキをする時に邪魔するんです・・・。

 

細かい「線」や「筋」とでも言うのでしょうか・・・中々キレイに表面が平らに整わないんです・・・

 

じゃあどんな「布」がカラブキに適してるの?

 

それはこんな感じの布です。

 

 

左が「ネル生地」 右上が「フリース」 右下が「ベルベット」

 

上記の様な少しフワッとしたイメージの「布」がカラブキに適しています。

 

磨く時に圧を掛ける事でフワっとした部分が圧縮されて平らになります。

凹凸が少なくなることで表面を整えやすくするのでツヤが出やすいのです。

 

ただ・・・ベルベットは少し・・・だいぶ贅沢なのであまり使用する事は無いですね💦

 

上記の事から使用する用途によって「布」のタイプを分ける事で非常に作業効率は向上します。

 

目の粗い布は表面を引っ掻く効果が有るので「汚れ落とし(クリーナー)」に適した布です。

目の細かい・フワッとした布は「仕上げ(ツヤ出し・カラブキ)」に適した布です。

 

ただ!ストッキングだけは少し異例なタイプで実は仕上げに使用する事が御座います。

それは「ハイシャイン(鏡面磨き)」の最終仕上げの時に使用する方もいらっしゃいます。

 

摩擦が起きやすく摩擦熱で「ワックス」が馴染みやすい

スベリが良い

 

等の理由からかと。ただ、乳化性のクリームを塗ってベタ付いた状態で「ストッキング」を使用しても

かなり使いずらいと思います💦

 

あくまで、最終仕上げでのストッキングの使用と言った所なので勘違いなさらずに☆

 

また文章が長くなりましたが、それではカラブキをしていきます。

 

 

今回使用しているのは「カラブキ専用」として販売されている「M.モゥブレィ グローブクロス 500円+税」です。

磨き面が「フリース素材」になっています。

 

ですので、器用な方ならいらなくなったフリースをミシンかなんかで袋状に縫えば磨き用クロスが作れちゃいますね☆

 

一枚の布よりも手の平全体でカラブキが行える為、非常に作業効率も良く素早く仕上がります。

 

そしてこのグローブクロスの使い方での1ポイントアドバイスです♪

 

「土踏まず」部分等の細かい部分ですが、中々「手の平」では届かずに磨きずらいですよね。

 

そんな時はこの様にしてみて下さい。

 

 

画像だと解りずらいですね・・・(-_-;) グローブクロスの中で指を立てた状態にしています。

 

その指先を利用して!

 

 

こんな感じで使用する事で細かい部分のカラブキもスムーズに行えます♪

 

そして全体をカラブキしていて始めた頃よりも手のひらが「ツルツル」と抵抗なく(引っかからなく)

滑るようになれば「もう仕上がったよ」の合図’(サイン)だと思って下さい♪

 

カラブキしていて滑りが悪い場所はまだ余計なクリームが残ってる場所です☆

それを確認しながら全体が「ツルツル」になるまでカラブキをしてあげましょう♪

 

 


 

以上で基本的な靴のお手入れは完了となります。

 

この後はお好みに応じて「ハイシャイン」等をするかしないかはお任せ致します。

 

如何だったでしょうか?ブログで靴磨き教室 「シューケア基本編の流れ」は以上で終了となります。

 

次の内容は何にしようか・・・。現在考え中です💦

 

また近日、1発物か?連載物か?解りませんが(-_-;)

 

まだまだ続く予定の「ブログで靴磨き教室」に今後もお付き合いください( `ー´)ノ

 

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