ブログ『M.MOWBRAYのお話~国産?いやいや』

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さん靴のお手入れはきちんとやっていますか?
BROSENTで扱うM.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)、先日お客様から『国産なんですか?』と聞かれました。
いやいや、このモゥブレイちょっと複雑なんですが、実は侮れないブランドなんです!

 

【ブラシでほこりを取り】【リムーバーで汚れを取り】【乳化性クリームを塗って】【ブラシで馴染ませつつ、入りきらないクリームを除去し】【グローブで仕上げる】。
今では当たり前となっていますが、その当たり前を世の中に広めたと言われているのが、シューズメンテナンス用品の商社R&Dさんだと言われています。(BROSENTの本間が以前働いていた会社でもあります)
そのR&DさんのオリジナルブランドがM.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)です。
その為国産と思われている方が多いようです。
ですが、実際は違います!!
M.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)はクリームならクリーム、ポリッシュならポリッシュと世界中にある良いと思った商品をオリジナルネームのM.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)の名で販売しているのです。

 

例えばクリーム。
私がこの業界に入ったころR&Dさんではロイヤルワラント(英国王室ご用達)ブランドでもあったMELTONIAN(メルトニアン)を主力として扱っていました。
靴が好きな方なら一度はお世話になったことがあるブランドだと思います。
昔はクリーム=メルトニアン、ポリッシュ=KIWIと言うのが常識でした。
と言うか昔はその位しか無かったんです。
メルトニアンは元々イタリアの工場で手作業で作られていましたが、KIWIなども手掛けるアメリカのサラ・リー社が買収し、中味が変わってしまいました。
下の写真水色缶は既に中身が変わった時代の物だと思います。

それ以前の缶はネイビーでした。

 

 

その後2002年に一時ブランドが消滅。
現在は化粧品なども手掛けるSCジョンソン社がブランドを引き継いでいます。
とにかく2000年代には往年のメルトニアンは手に入らなくなってしまっていたのです。
で、往年のMELTONIAN(メルトニアン)の製法を復活させたのがM.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)のクリームなのです。

 

 

現代では考えられない手間暇をかけた昔ながらのクリームです。
そりゃ良い訳ですよね!

続いてはポリッシュ。
クリームはイタリア製ですが、こちらはフランス製です。
『中身サフィー〇かぁ。。。』と思った貴方、甘いです( ̄ー ̄)
世界には日本人が知らないだけで良いブランドが数多く存在します。
それがプロユースのブランドなら尚更です。
このポリッシュを使っているメーカーはFAMACO(ファマコ)と言います。

 

 

もしご存知でしたらかなりの通だと思います。
このファマコに私が初めて出会ったのは2006年、当時働いていたお店でCARMINA(カルミナ)のトランクショーを開催した時でした。
その頃カルミナのパリ店の店長で、パティーヌの名手と言われたミゲール・フォントさんがトランクショーに合わせて来日しました。
店でパティーヌの実演を行うためです。
そのミゲールさんがパティーヌ用に使っていた染料がファマコ製だったのです!

 

 

その後M.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)ブランドでポリッシュの開発を行っていたR&Dさんがファマコに目を付け、生産にこぎつけたのが、こちらのM.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)/TRADITIONAL WAXと言う訳です。

 

 

光沢具合は人それぞれ好き嫌いがあると思いますが、なにせこのポリッシュ乗るまでがメチャメチャ早いです!
初めてポリッシュをする方にも是非お勧めしたい一品です。

と、世界の良い所だけを取り入れた若干反則な気もする拘りブランドM.MOWBRAY(エム・モゥブレイ)、是非一度お試しになってみて下さい!



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