コラム『Spectator's show! Vol.10~Black&Off White(Cap Toe)』

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第10回目の今回はブラック/カーフ×オフホワイト/カーフのキャップトゥのご紹介です!

 

こちらはGUILD of Craftsの高野浩司さんが一時出していたオリジナルネームの靴です。
今は作れるモデルなのかはちょっと分かりません。
この靴この写真ではちょっと分かりづらいですが、一風変わったデザインをしています。

コンビパターンはブラックカーフとオフホワイトカーフです。
今見るとちょっとオフホワイトの割合が多すぎたかな~とも思います。。。
でもケーリー・グラントの靴(上写真)も同じ感じだからまぁ良いか。。。

上から見るとこんな感じです。

 

 

先程ちょっと書きましたが、この靴ちょっと変わったデザインをしています。
フェイシング(レースステイ)が左右非対称なのです。
ちょっと見言われなければ分かりませんが、これはなかなかお洒落です。
サンプルを見て即オーダーしちゃいました(;^_^A
デザインが変わっているので、コンビパターンは思い切ってクラシックにした次第です。

 

 

真ん中あたりがぼんやりしている気がするんで、この靴は紐の結び方で遊んで履いています。
ドレスシューズとしては邪道な結び方ですが、デザインが変わっているのでこんな感じでも良いかなと。
因みに右足は普通の結び方にして、敢えて左右非対称にしています。
メンズシューズにもこの位の遊びはあっても良いのではないでしょうか?

如何でしたか?
やはり黒白のコンビは良いですね。ドレッシーになスタイルはもちろん、ジャケット&ジーンズなんかでも行けちゃいます。
スペクテーター好きなら是非1足は持っていたいアイテムです!


≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!

 

 

価格、仕様等の詳細は『作例1-Ex.33』をご参照ください。⇒『こちら』



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