コラム『Spectator's show! Vol.12~Black&White(Blind Brogue)』

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第12回目の今回はブラック/パテント×ホワイト/パテントのブラインドブローグのご紹介です!

 

『雨天時最強!のスペクテーターを作ろう!』と考えてオーダーしたのが今回ご紹介するカルミナのブラインドブローグです。
『雨天時最強!』を謳うつもりだったので、もちろんラバーソールで発注しましたが、間違えて革底で上がって来ちゃいました。。。(-_-;)
悔しいので雨でもガシガシ使用してやりましたが。。。

でもアッパーは『雨天時最強!』です。


コンビパターンはウィング&カウンターがブラックのパテント、フェイシング~クウォーターがホワイトのパテントです。
パテントとはつまりエナメルの事です。
革の上に樹脂が塗ってあるので水を弾きます!
こんなカッコ良い雨靴があるでしょうか!?


上から見るとこんな感じです。

 

 

パッと見はめちゃめちゃハイシャインをかけた様に見えなくもないです。。。

 

 

これで浸水するとしたらもう縫い目しかありません。
ラバーソールに張り替えようかな~、と思案中です。。。

みにこのパターンはBROSENTでもお作り頂けます。
Claireと言うブラインドブローグがあるので、そちらで行けます。
またオプションでメダリオンも入れられるので、フルブローグもOKですよ!


如何でしたか?
雨降りでもスペクテーターを履きたいと言う私のようなおバカさんがいたら是非挑戦してみて下さい!

 


≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!

 

 

価格、仕様等の詳細は『作例1-Ex.39』をご参照ください。⇒『こちら』

 

 

BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。
詳しくは『修理&染替えの郵送でのご依頼』をご覧ください。