コラム『Spectator's show! Vol.17~Black&Grey(Cap Toe Darby)』

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第17回目の今回はブラック/カーフ×グレー/キャンバスのキャップトゥダービーのご紹介です!

 

 

ブランドはイタリアのREGAIN(リゲイン)です。
日本では栄養ドリンクの方が有名ですが、イタリアではこちらの方が有名だと思います。
履きやすい靴を作るメーカーで私も好んで履いていました。
技術力も高く、グッチなどのOEMを手掛けていましたが、最終的にグッチグループに買収され、オリジナルのブランドはほとんど作らなくなってしまいました。

コンビパターンはブラックのカーフと、グレーのキャンバスです。
キャンバス地のコンビと言うとクラシカルなイメージを想像しがちですが、色合いやラストによってはこんなモダンな物も作ることが出来ます。


上から見るとこんな感じです。

 

 

パターンと言い外ハトメと言いどこかユーモラスな表情をしています。
昔の労働者の靴を現代風にした感じでしょうか?

 

 

ここで一発豆知識を。
外ハトメの靴などで脱ぎ履きの際紐が穴を抜けちゃう靴ってありますよね。
こうやって結んでおくと外れなくて便利ですよ!

如何でしたか?
カーフとキャンバスの靴もスペクテーターの定番です。
今のところBROSENTでは用意していませんが、ご要望があれば探そうと思います。
是非ご相談ください!



≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!

 

 

価格、仕様等の詳細は『作例2-Ex.47』をご参照ください。⇒『こちら』



BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。
詳しくは『修理&染替えの郵送でのご依頼』をご覧ください。