コラム『Spectator's show! Vol.18~Black&White(Epron Oxford)』

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第18回目の今回はブラック/カーフ×ホワイト/カーフのエプロンオックスフォード、内羽根式ユーチップのご紹介です!

 

 

 

ブランドはスペインのCARMINA(カルミナ)です。
トゥが細身のDEIA(デイア)というラストを使用しています。
デザインは当時僕が描いたものです。
ご存知の通りユーチップと言うと一般的には外羽根です。
ですが古い雑誌や広告を見てみると結構昔はあったんです、内羽根のユーチップが。(上写真左から2番目)
どうしても欲しくて作ってもらったのがこちらのモデルです。
案の定あまり売れませんでしたが。。。(-_-;)
マニアックすぎたようです。。。(-_-;)(-_-;)

コンビパターンはユーチップでは定番のトゥ&フェイシング~ヒールカウンターがブラックのカーフ、ヴァンプがホワイトのカーフです。
シャープなシルエットがコンビにすることによってメリハリが出るのでより引き立ちます。

上から見るとこんな感じです。

 

 

『パンダ』やら『シャチ』やらとよく言われます。。。

 

正直白のカーフは汚れた時が面倒です。
多少汚くても気にしないで履ける度量の有る男が履く靴です!。。。(多分)
因みに私は前職時代から現在の相方本間氏に磨いてもらっていました。
『清水さんの靴はどれも面倒くさいのばっかりだ。。。』と言われていましたが。。。
皆さんも困ったら本間氏の所にお持込ください。
何とかしてくれます。。。(多分)


如何でしたか?
クラシックな黒×白のコンビはやっぱりかっこ良いですね!
日本中のスペクテーター、コンビ靴好きの皆さん、是非BROSENTで気軽にオーダーしてみて下さい!!


≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!

 

 

価格、仕様等の詳細は『作例2-Ex.48』をご参照ください。⇒『こちら』

 


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