コラム『Spectator's show! Vol.22~Navy&Mashroom(Full Brogue)』

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第22回目の今回はネイビー/グレイン×マッシュルーム/スエードのフルブローグのご紹介です!

 

ブランドは英国のCrockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
品番は#5989、モデル名はGERRARD4と言います。
ラストは前職時代に開発した完全別注ラスト#360を使用しています。
この#360ですが、同メーカーのパリ店では大変好評でした。
見た目のシャープさとフィット感がその理由だったそうです。
ただしロンドンの店舗での評判は今一つ。
イギリス人はしっかりとフィットする靴をあまり好まないそうです(-_-;)


コンビパターンはネイビーのスコッチグレインと、マッシュルームと名付けられたベージュっぽいスエードです。
グレインを使ってカントリーチックにならない靴を作ろうとオーダーした物です。
意外と上手くいっていると思っているのは私だけでしょうか。。。(;^_^A
秋冬のジャケットスタイル時に非常に重宝しています。

上から見るとこんな感じです。

 

 

グレインやスエードと言ったカントリーチックな素材と、エレガントなラストのミスマッチが面白い1足だと思います。

 

サイドはコンビが映えるデザインとなっています。
C&Jのショールームにあったサンプルを元に復活させたクラシックなパターンです。
このパターンはBROSENTでもお作りすることが出来るので、気に入ったら是非に!!

如何でしたか?
単色ネイビーよりこっちの方が絶対お洒落!
パターンに迷った時は是非わたくしめにご相談を!!



≪お客様の逸足≫
BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!

 

 

価格、仕様等の詳細は『作例2-Ex.62』をご参照ください。⇒『こちら』


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