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こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?
1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。
当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。
その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。
日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。
題してSpectator's show!!
第23回目の今回は英国王室の証ロイヤルワラントを持った英国屈指の老舗Tricker's(トリッカーズ)のクウォーターブローグです。
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品番はM7097。
2004コレクションと言われるドレスコレクションの1足です。
メインカラーはカントリーコレクションでもよく使われるACORN(エーコン)。
トリッカーズでは同じカラーでもカントリーは厚いものを(約1.4~1.6mm)、ドレスシューズではそれよりやや薄いもの(約1.2~1.4mm)を使用しています。
そしてコンビ部分ですが、トゥとカウンター(つま先と踵)の部分は関係ありません。
これはただのポリッシュです(;^_^A
よく見ないと分からないかもしれませんが、レースステイ(靴紐を通すパーツ)だけ同系色の型押しSHERRY LLMA(シェリー・ラマ)と言う素材を使用しています。
異素材&同系色は同素材同色の靴と同じように合わせられるので、スペクテーター初心者にお勧めの組み合わせです。
型押し以外にもスエードやエキゾチックレザーなんかを使っても良いと思います。
上から見るとこんな感じです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=426x10000:format=jpg/path/s02f36acb0c0e43e5/image/i58023dd49a7f3524/version/1497666861/image.jpg)
遠目から見るとコンビか分からない程度です。
1足目のスペクテーターには良いかもしれませんね。
ところで皆さんスクエアトゥと言うとイタリアだと思ってらっしゃいませんか?
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ところがどっこいそうじゃありません!!
スクエアトゥも元祖はイギリスなんです!!
George Clevery(ジョージクレバリー)やFOSTER&SON(フォスター&サン)などハウススタイル(お得意スタイル)としてスクエアトゥをお勧めしているビスポークメーカーも多数存在しています。
私もイギリスっぽいスクエアの靴が大好きで、BROSENTのスクエアラストBR-1もこれらに大きく影響を受けています。
如何でしたでしょうか?
派手なイメージのスペクテーターですが同系色でまとめると意外と使いやすい物が出来上がります。
その上気付かれた時に『お洒落ですね』と思われます。。。多分。
ぜひ参考になさって下さい!!
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