コラム『Spectator's showVol.34~Black+CHAMPAGNE(Full Brogue Darby)』

こんにちは、BROSENTの清水です。

皆さんスペクテーターシューズと言う言葉をご存知ですか?

1920~1930年代、スポーツや競馬の観戦は紳士淑女にとってある種の社交場でもありました。

当然皆お洒落をして行く訳ですが、そんな時に履かれていたのが黒×白や茶×白といったコンビシューズでした。

その為そういったコンビシューズの事を観客を意味するSpectator、スペクテーターシューズと呼ぶようになりました。

 

日本。。。いや東京。。。いや目黒区。。。いや目黒区目黒三丁目一のスペクテーター好きだと思われる私が、その一大(?)コレクションをご紹介しながら、その魅力について語っていきたいと思います。

題してSpectator's show!!

第34回目の今回はブラック/カーフ×シャンパン/バケッタのフルブローグダービーのご紹介です!

 

三度登場の英国Tricker's(トリッカーズ)のカントリーシューズ、通称トランパーシューズです。

トランパーとはガシガシ歩くと言う意味で、まさにその通りの使い方が出来るタフな1足です。

このブログでも過去2回ご紹介していますが、コンビ以外を含めると色違いで10足近く所有しています。

それにこちらは別売りのキルトを装着してあります。

 

※1回目⇒『こちら』

※2回目⇒『こちら』

 

日本ではこちらより人気の有るブーツの方は1足も持っておりません。。。(;^_^A

木型が合わないんですよね~。。。(T_T)

 

 

コンビパターンはウィングとフェイシング、カウンターがMCと言う名のカーフで、ヴァンプとクウォーターがシャンパンカラーのWaxy Commander(バケッタ)です。

 

 

上から見るとこんな感じです。

 

 

子供の頃はキルトを見ると『親父臭くてカッコ悪い』と思っていましたが、今見ると可愛いですね。

単に親父になったからでしょうか。。。(-_-;)

 

前回も書きましたが、この靴決してフィット感は良くありません。

元々がアウトドア用なので分厚いソックスを履く前提でラストが設計されているので、あまり立体的では無いのです。

ですからドレスっぽい薄めのソックスで履くと履き心地悪いです。

カジュアルソックスで履きましょう!

 

 

横から見ると解るんですが、単色で売られているM5633、所謂Burton、Keswickなどと呼ばれているモデルとはパターンが異なります。

こちらは元々コンビ用にパターンが作られたモデルで、M6973と言う品番です。

BROSENTのフルブローグ・Claire(クレア)もそうですが、コンビを作る事を前提としたパターンの方がやっぱりカッコ良いですね。

 

 

如何でしたか?

日本中のスペクテーター、コンビ靴好きの皆さん、是非BROSENTで気軽にオーダーしてみて下さい!!

 

 

≪お客様の逸足≫

BROSENTのお客様がお作りになったカッコ良いスペクテーターのご紹介です!

 

 

価格、仕様等の詳細は『作例3-Ex.116』をご参照ください。⇒『こちら』

 

 

 

BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。

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