ブログ『UGG(アグ)来ました~at 町の靴屋さん』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

本格派レザーシューズのオーダーをメインと売るBROSENTですが、お修理やメンテナンスに関してはどんなお靴でも持込OKです。

先日は珍しくムートンブーツで有名なオーストラリアのUGG(アグ)の修理とメンテナンスのご依頼がありました。。。

 

 

この時期特に女性の皆さんの間では定番アイテムとなっているUGG(アグ)。

でも汚くなっちゃったり、底が減ってきてしまったりした時にどこへ持って行って良いか分からない方がいらっしゃると思います。

そんな時はBROSENT!!

オーダー靴を作る本格派靴屋と言う一面の他に、革靴の相談なら何でもござれの町の靴屋さんの一面もあるのです。

 

さてそのUGG(アグ)君、お店に来た時はこんな状態でした。

 

 

アッパーはオイルヌバックです。

ヌバックとは革の表面にバフ(擦って表面を起毛させること)をかけた素材です。

見た目スエード(革の裏側)に似ていますが、あくまで表革です。

それにオイルを染込ませたものをオイルヌバックと言います。

ちょっとワイルドな雰囲気で、キズや水に強いと言った特徴があります。

 

ですがこのUGG(アグ)君はちょっとオイルが抜けてカサカサ状態でした。

 

 

そこで油分を補給し、革全体に栄養を与えました。

すると。。。

 

 

新品同様に戻りました!

先ほども書きましたがオイルヌバックはキズに強いんですが、キズが目立つと言った弱点もあります。

ですが油分を足すことによってこのキズは消すことが出来るんです!

 

それとこの子ソールも大分減ってきていました。

 

 

当然純正の底材はないので、今回はイタリア・ヴィブラム社のCasualと言う部材に交換してみました。

 

 

これでほぼ復活です!!

こんな感じです。

 


 

私たちの基本スタンスは『喜んでもらう』ことです。

喜んでもらう術として革靴が得意なんで革靴を扱っているだけです。

革靴で困ったことがあったら、取敢えず諦めないで町の靴屋、BROSENTにご相談ください。

 

 

【追記】

と、色々な所に書いたり言ったりしていたら、最近『他所で断られたんですけど。。。』とか、同業者さんから『お預かりしたんですが、うちではどうにもならなくて。。。』と言う依頼がよく来るようになりました。

さすがに最終的に持ち込まれるだけあって、強敵、難敵揃いです。。。

ありがたいやら、大変やらな毎日を送っていたりします。。。(;^_^A

でも頑張ろ!!

 

 

 

 

BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。

詳しくは『修理&染替えの郵送でのご依頼』をご覧ください。