手染め靴のメンテナンスについて

本間です☆

 

BROSENTのオーダーシューズの魅力の1つでも有る

「手染め」によるフリーカラーシステムですが、

お客様からこの様なご質問を頂きます。

 

「手染めの靴ってメンテナンスはどうすれば良いですか?」

 

確かに、一般的に売られている靴と違い独特な風合い

の為お手入れの方法が難しいのかな?と考えてしまう方も

多いかもしれませんね。

 

今回は手染め靴のお手入れをご覧下さい☆

 

 

「手染め」の靴は「ヌメ革」と言う加工を施していない革で作られた靴を1足ずつ染料を使い染めて仕上げていきます。

 

 

 

その為、元々通常の方法で染められた「革」で作られた一般的な靴に比べると

染料の定着が弱く「色褪せ」や「色抜け」が起きやすい事は否めません。

 

例えばこの様な透明感の有る状態の手染め靴をご覧下さい。

 

 

この状態からメンテナンスをせずに履き込むと。

 

 

この様に全体が白っぽく「色褪せ」「色抜け」が・・・

 

「ちゃんと染めてるのか?」

「少し履いただけでこんな状態になっちゃった・・・」

 

と少々不安になるかもしれません💦

しかし!この状態はあくまで「メンテナンス」せずにそのまま履き続けた事で起きた革の乾燥が原因の1つです。

でもやっぱり「手染め」だから何かお手入れするのが怖い・・・

 

『いつも使ってるクリーナーとかクリームは使っても大丈夫なの?』

『防水スプレーは使っても良いの?』

『ブラシはかけても大丈夫?』

 

全てOK!大丈夫ですよ☆

普通の靴と同じ様にお手入れしてください♪

 

実際、特別な物は使わず市販されてる道具でお手入れしてみましょう☆

まずはお手入れしてない「before」の靴です。

 

 

革が「カサカサ」に乾燥して色褪せが起きてますね。

それではお手入れスタート☆

 

①「水性タイプの靴用クリーナー」で全体の汚れをしっかり拭き取りましょう。

 

≪M.モゥブレィ ステインリムーバーについて≫

 

 

②「乳化性クリーム」今回は色の付いていない無色のクリームを全体に擦り込みます。小指の先ぐらいの量で充分☆

 

≪M.モゥブレィ アニリンカーフクリームについて≫

 


 

③「乳化性クリーム」を全体に擦り込んだら少し毛が固めのブラシ(豚毛・化繊等)で全体によ~く伸ばしましょう☆

 

≪プロホワイトブラシについて≫

 

 

④「全体に艶が出るまでブラシをした後、柔らかい布でカラブキ!磨き込みです✨」

 

≪M.モゥブレィ グローブクロスについて≫

 

 

以上!!・・・何も特別な事はしてませんね☆

良く有るやつです。

ネットとか雑誌で「靴のお手入れ やり方」とかで検索すると出てくるやつです。

 

それではafterの靴をご覧下さい☆

左側が「before」 右側が「after」です。

 

 

今回は「無色」のクリームを使ってるので色は補色してません。

乾燥を防いで上げただけでこんなに回復します☆

 

この靴、「手染め」です。普通のお手入れでメンテナンス出来るんです☆

 

たまにこんな事を聞いたり見たりします。

「手染めの靴はデリケートなので、クリーナーとか使わないで下さい。」

「手染めの靴は特殊なメンテナンスが必要ですので専門の人に頼んだ方が良いですよ」

 

う~ん。絶対間違いとは言えません・・・確かにデリケートです。。。

ただ、ご自身でメンテナンスは是非して下さいm(__)m

 

今、ご紹介したメンテナンスをしても「色褪せ」「色抜け」が全く改善されない場合は

その時はご相談ください。

 

ご自身でキレイになるので有れば是非×2! メンテナンスして上げて下さい☆

 

 



 

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