コラム『Remember past order vol.14~俺に言わせろ』

こんにちは、BROSENTの清水です。

BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。

長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。

なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。

お買い物の参考にして頂ければ幸いです。

 

本日ご紹介する靴はこちらです。

 

 

ローファーです。

ですが今回はアッパーデザインのお話ではありません。

裏側、ソールのお話です。

 

 

所謂レザーソールと言うやつです。

ですが今回注目して頂きたいのはソールではなくヒール部分です。

 

 

トップリフト(ヒールの一番下、地面に接する部分)と言われるパーツが全面ゴムで出来ています。

レザーソール&ラバーソール(厳密に言うとレザー積上げ+ラバートップ)と言われる組み合わせです。

 

通常レザーソールの靴の場合。。。

 

 

このようなレザーとラバーが合体したパーツが付いているのが一般的です。

レザーソールの『滑る』は意外とここが原因だったりします。

正確にはかかとに打ってある化粧釘と呼ばれる釘が主な原因です。

ならこの部分だけラバーにしちゃえ!

と言うのがこの仕様です。

BROSENTのオーダーでは3種類のラバートップをご用意しています。

 

CONTINENTAL(ドイツ)
CONTINENTAL(ドイツ)
STUDDED/DAINITE(イギリス)
STUDDED/DAINITE(イギリス)
ETON/VIBRAM(イタリア)
ETON/VIBRAM(イタリア)

 

レザーソールの蒸れにくい、返りが良いと言ったメリットを残しつつ、滑りを防止するこのスタイル。

多くのお客様にお選びいただいております。

オーダーならではのこの仕様、是非お試しになってみて下さい!!

 

 

 

 

本日ご紹介した靴は『作例1』⇒『Ex.36』でご覧いただけます。

BROSENTの靴の特徴に関しては『BROSENTの靴』でご覧いただけます。

オーダー方法に関しては『How to Order~オーダーの方法』でご覧いただけます。

 

 

 

 

BROSENTでは「染め替え」「修理」を郵送でご対応致します。

詳しくは『修理&染替えの郵送でのご依頼』をご覧ください。