スチールトゥチップは新しい靴に付けましょう

こんちは☆ 本間です。

 

今回はご依頼の多い「修理」のお話です。

 

つま先の補強の為に付ける「スチールトゥチップ」

です。

 

BROSENTでは2つのタイプをご用意しております。

・ビンテージスチール

・トライアンフ

 

ご依頼は多いのですがスチールトゥチップを

お付けする際はご注意も必要です。

 

スチールトゥチップは「ビス」で取り付ける為、基本的には新しい履いていない状態での

取り付けをおススメ致します。

 

ある程度履かれて「つま先」が減った状態でも取り付けられないことは無いのですが・・・

履き込んだ革底は内部の繊維が緩んでしまっている為、取れやすい(外れやすい)と言った

トラブルが起こる可能性が高まります。

 

その為、BROSENTでは状態を見て「スチールトゥチップ」の取り付けをお断りさせて頂く事が御座います。

その場合、スチールトゥチップの代わりに下記の様なお修理をおススメ致します。

 

画像左(上):ラバートゥチップ(両足) 2000円+税

画像右(下):レザートゥチップ(両足)    2500円+税

 


 

それでは、話は戻りましてBROSENTでは2種類のスチール部材をご用意しております。

 

まずはコチラです。

一般的に良く使用されている部材です。

 

ビンテージスチール(両足):3500円+税

 

 

もう一つはコチラ

台形型が特徴的な部材です。

 

トライアンフ(両足):4000円+税

 

 

 

どっちが良いの??と思われる方もいらっしゃるかと・・・

う~ん・・・正直…お好み?でお選びいただければと思います。

 

しいて言えば・・・

 

つま先にボリュームの有る靴、例えば「トリッカーズ」や「オールデン」等に

取り付けるとバランス的に相性が良いのがトライアンフ

 

通常の形状~つま先が細目のお靴、例えば「ジョンロブ」「エドワードグリーン」「サントーニ」等に

取り付けるとバランス的に相性が良いのはビンテージスチール

 

そんな所でしょうか。

 

私、本間も両方とも付けた事が有ります。

実際に履いてみた感想としては、「トライアンフ」は面積が大きいせいか少し「滑りやすい」「音がカチカチ」なる

場所が多い気がします。

またトライアンフは初めは「ゴールド」ですがメッキ塗装なので履いていると削れて「シルバー」になります。

 

「ビンテージスチール」は比較的、音が鳴る場所が少ない気がします。

また、「トライアンフ」よりも丈夫で削れにくい印象も。

 

あくまでも個人的な感想ですけどね(;^_^A

 

あと、「ビンテージスチール」「トライアンフ」共に注意が必要なのは大理石等の床の場所に行くときは

傷をつけてしまう事が有るので履くのを控えた方が良いと思います。

 

つま先に補強部材としては抜群に効果は高いのですがその代わりにリスクやデメリットも

有りますのでご注意くださいね。

 

BROSENTでは「ビンテージスチール」「トライアンフ」の修理は勿論の事、

オーダーシューズのオプションとしてもお受け致します。