ブログ『Turner(ショートウィング)のドッペルゲンガー』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

皆さんドッペルゲンガーってご存知ですか?

え?知らない?

では子供の頃雑誌『ムー』を愛読していた私がお教えしましょう!!

ドッペルゲンガーとはドイツを発祥とした古い都市伝説で、自分と瓜二つの人間を見た人間は死ぬ、と言うお話です。

本日はそのドッペルゲンガーのお話です!!

 

さて違う意味でマニアックな話で始まった本日のブログ。

とは言え超常現象のお話ではございません。

もちろん靴のお話です。

 

ある日BROSENTに染替え依頼でとある靴が持ち込まれました。

 

 

ご存知英国製の高級靴の代名詞≪Edward Green(エドワード・グリーン)≫の≪Southwold(サウスウォルド)≫と言うモデルです。

結構珍しいモデルだと思います。

受けたのは本間君でした。

しばらく後、染替えの順番が来たので、本間君がマスキングテープを貼り始めました。

貼りながら本間君が。。。『これ≪Turner(ターナー)≫にそっくりですね。。。』。。。

どれどれと私も見比べてみました。

 

。。。そっくりじゃん!!。。。

 

と言う訳で比べてみました。

 

まず全体像です。

 

 

似、似てる。。。

デザイン、シルエット、バランス共にそっくりです!!

この角度から見た違いはウィングのバランスが若干と、ピンキングのあるなし位でしょうか。

 

あと実はフィット感が似ています。

ラスト、フィッティングを設定する際大きく分けて2つの考えがあります。

一つはバチっとフィットするラスト。

形が複雑になる為成型が難しく、大量生産のメーカーには不向きです。

合うと物凄く履き心地が良くなりますが、変わった足の方だと逆に履き心地が悪くなります。

もう一つがバチっとは来ないけど、特に合わない足もないというややルーズなラストです。

形は比較的単純なので、大量に作っているメーカーなどに多いタイプです。

もちろん高級靴と言われるメーカーにも存在しています。

どこがどっちだとはここでは書きませんが、少なくともBROSENTや≪Edward Green(エドワード・グリーン)≫は前者と言えます。

証拠をお見せしましょう。

 


グイっと窪んだウェストです。

これが土踏まずをしっかりと支えます。

ただ≪Edward Green(エドワード・グリーン)≫の場合幅が合わないと足長と異なるサイズを履くことになるので、このウェストの本当の良さを味わう事が出来ません。

BROSENTの場合は幅の補正で足長通りにお作りするので、確実にこのフィット感を味わうことが出来ます。

 


 

続いては後ろから見てみましょう。

共に小さくて丸みを帯びているのが特徴です。

この小ささと丸みがしっかりとした踵のホールド感を保証してくれます。

 

あと意匠で似ているのが。。。

 


 

パーフォレーションの穴の大きさです。

どちらもやや小ぶりにしてあります。

小ぶりにすることによって靴全体が華奢に見え、エレガントさがアップすると言う寸法です。

 

あ、ちょっと違うところを見つけました!!

 


 

違うっちゃ違うんですが。。。こういった所に遊び心を入れる辺りの考え方は似てますかね。。。(;^_^A

 

何から何までそっくりなこの2足。

まさにドッペルゲンガーです!!

何か起きなきゃ良いんですが。。。(;^_^A

 

因みに!!BROSENTならお値段は半額程度でお作りいただけます!!

残ったお金でジャケットでも買ってください!!(笑)

 

では。。。

 

 

 

 

 

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