コラム『Remember past order vol.86~英国調?仏蘭西調?』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。

長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。

なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。

お買い物の参考にして頂ければ幸いです。

では参りましょう!

本日は『正統英国調?、いや正統仏蘭西調?なお散歩シューズ』のご紹介です。

前回超過激な靴をご紹介したので、今回は本格的なトラッドシューズをご紹介しましょう。

 

同じ靴屋さんが作ったものとは思えなくないですか!?(笑)

この手の靴もBROSENTが得意とするところです。

と言いますか、前回のような靴の方が珍しいです。。。(;^_^A

英国、ジェームズボンドが大好きと言うお客様からの『普段履きに』と言うご要望でお作りした1足です。

 

 

アッパーはもちろん英国≪チャールズ・F・ステッド≫社の最高級カーフスエード≪スーパーバック≫です。

カラーは最も英国らしい色と言われる≪オールドスナッフ≫をチョイスしました。

流石です。

 

 

羽根は私たちが≪スクエアフロント≫と呼んでいるデザインです。

イギリスだと≪Vフロント≫と呼ばれるデザインが多いですが、こちらは良くフランス、パリのビスポーク屋さんが好むデザインなんです。

なので全体的にはクラシックな英国調なんですが、ディティールにやや仏蘭西のエスプリが効いた仕上がりとなっています。

 

 

『とにかくクッション性がある物が良い』と言うご要望でしたので、この時はクレープソールを装着しました。

まだ≪ケープタウン/ガムライト≫に出会う前だったもので。。。

現状クレープソール自体はメニューにはありませんが、ご要望があればもちろんお選びいただくことも可能です。

どこへ行っても恥ずかしくない紳士の散歩靴だと思います。

 

ロックミュージシャンの衣装のような靴から、ジェントルマンの散歩靴まで幅広く生産可能なBROSENT!

貴方などんな靴を作りますか?

 

ではでは。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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