コラム『Remember past order vol.91~レザーソールなのに跳ねるような履き心地』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。

長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。

なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。

お買い物の参考にして頂ければ幸いです。

では参りましょう!

本日は『レザーソールなのに跳ねるような履き心地』を持った靴のご紹介です。

 

 

レザーソールとラバーソール、もし機能が全くの互角だったらどちらを選びますか?

恐らくほとんどの方がレザーソールを選ぶのではないでしょうか?

見た目カッコイイですもんね、ドレッシーだし。

と言う訳で本日ご紹介する靴はこちら。

 

 

脱ぎ履きの多いビジネスマンの方に大好評のこちら。

サイドエラスティック、通称レイジーマンです。

こちらをオーダーされたお客様はテーラーを営んでいらしゃる方で、やはり『スリッポンと言え、やはりドレッシーな雰囲気が良い』と言う事でレザーソールをお選びいただきました。

ですがちょっとソール周りに一工夫凝らしてみました。

 

 

ヒールをご覧ください。

トップリフトと言われるヒールの一番下にあたるパーツに、現在人気沸騰中(?)のイタリア・ヴィブラム社の≪ケープタウン≫を使用しているのです。

この≪ケープタウン≫はヴィブラム社の ≪ガムライト≫と言うコレクションの一つです。

≪ガムライト≫と言うと一般的には。。。

 

 

こちらの≪ボローニャ≫が有名だと思います。

≪Tricker's(トリッカーズ)≫なども使用するカジュアル用部材の定番モデルです。

ですがこれ本底とヒールが一体型なので、ヒールだけ使用することが出来ません。

一方の≪ケープタウン≫は≪ボローニャ≫と同じ成分でありながら、本底とヒールが別バーツになっているので、この靴のようにレザーソールに取り付ける事も出来ちゃいます。

 

 

横から見てもそれほどドレッシーさを邪魔していないのが分かると思います。

お客様曰く『レザーソールなのに跳ねるような履き心地だね』とのこと。

 

レザーソールのカッコ良さにカジュアル靴の履き心地!

貴方も経験してみませんか!?

 

 

 

 

 

 

 

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