コラム『Remember past order vol.99~BROSENTを使いこなせ!』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

BROSENTの職人本間君の『お客様から「BROSENTって何屋さんですか?」と聞かれる。ついては「オーダー屋で御座います!」ってブログを書いて欲しい』と言う依頼の元始まった企画『Remember past order 』。

長年靴屋をやっていますが、メンテナンスの先生級の知識と技術を持った靴屋って実はそうそうありません。

なので≪メンテナンス屋≫でも≪染替え屋≫でも間違ってはいないんですが、やはり『靴好きの靴屋と、靴好きのメンテナンス屋が考え出した靴を是非履いてもらいたい!我々はオーダー屋です!』と言う事を知って頂きたい!と言う訳で、毎回過去にお客様がオーダーした靴を私なりに解説していこうと思います。

お買い物の参考にして頂ければ幸いです。

では参りましょう!

本日は『BROSENTを使いこなした靴』のご紹介です。

 

思うにBROSENTで上手にカッコ良い靴を作る近道は2つあるかと。

一つは『サイトを超読み込んで、何が出来るのかを頭に叩き込む』方法。

もう一つは『どんな靴が欲しいかスタッフに上手に伝える』方法です。

前者はかなり難易度高いと思います。

かなりの種類のオプションを覚えて、更にそれらの相性や特徴なども勉強しないといけません。

やはり後者の方が楽ちんだと思います。

そうして出来ちゃったのが本日ご紹介するお靴です。

 

≪Claire(クレア)≫と言うモデルなんですが、これオリジナルのデザインは。。。

 

 

≪ブラインドブローグ≫と呼ばれる穴飾りの入っていないウイングチップです。

すっきりしてて個人的には好きなデザインです。

ですが今回は『濃い茶のウイングチップが欲しい』と言う事でしたので、これにメダリオンを入れてみました。

 

 

『あまりゴテゴテさせたくない』と言う事でメダリオンは4種類の中から最もシンプルな物を選びました。

ラストや作りたい靴のイメージによってメダリオンもチョイスした方が良いので、分からない場合はご相談ください。

 

続いては仕上です。

 

 

『仕上げ方法はお任せします。カッコ良い感じで』

まずはトゥにかけて濃くしていくグラデーション仕上げを施しました。

更にもう一つ工夫がします。

パーフォレーションと呼ばれるパーツ淵に付いた穴飾りの部分だけ少し濃くしてあるんです。

これにより全体的にメリハリが付きより高級感が増す、と言う作戦です。

 

このように余程靴に詳しくない限りある程度ご相談して頂いた方がカッコ良い靴が出来る可能性が高いと思うので、気軽に相談して下さいね!!

もちろん『俺は欲しい靴はこんなんだ!!』と言う強い希望をお持ちの方も大歓迎ですよ!!

 

では!

 

 

 

 

本日ご紹介した靴の価格や仕様など詳細をお知りになりたい方は⇒『作例254』

BROSENTの靴の特徴に関してお知りになりたい方は⇒『個靴~BROSENTの靴』

オーダー方法に関してはお知りになりたい方は⇒『How to Order~オーダーの方法』

BROSENTの靴を買える場所をお知りになりたい方は⇒『アクセス~取扱店舗』