染色の際「ナチュラルカラー」のコバは確実に汚れますよ

本間です。

 

ブログの前に「営業時間変更」のお知らせです。

12/9(月)ですが外部商談の為、営業時間の

変更が御座います。

 

12月9日 (月)

OPEN 15:00~※ 閉店時間は通常通り20:00

 

上記となります。ご迷惑をお掛け致しますが

宜しくお願い致します。

 

さて、今回のブログは染色の際の注意点のご紹介です。

ナチュラルカラーのコバは残す事が困難です。

 

BROSENT(ブロセント)では「オーダーシューズ」「革靴の染替え」と様々な染色メニューを

ご用意しておりますが、他店と大きく異なるのは「顔料(塗料)」を使用せずに「染料」のみで仕上げている事を

過去にも沢山ご紹介してきました。

 

そんな中、たまにこんなご希望を頂く事が御座います。

 

「コバ、ウェルトはそのまま残して下さい」

 

上記のご希望ですが、正直な所・・・出来ません。

注意しながら努力致しますが。。。確実にどこかしらに染料が移り染まってしまいます。

 

例えば、今回「染め替え」を行ったお靴で見てみましょう。

※お客様からは「完全に防ぐことは出来ない」と言う事を御了承の上、作業を行いました。

 


 

「ナチュラルカラーのコバ、ウェルト」とは上記の画像の様な、殆ど色を付けずに仕上げられている事を言います。

コバの色を薄くする事で「カジュアル感」がグッと出ます。

 

カジュアルさを残したいと言う理由から「コバは染めないで欲しい」と言う気持ちは十分に理解できますが。。。

こればかりはお約束できません。

 

まずはこの様にかなり頑丈に「マスキングテープ」を何重にもしてガードします。

 


 

これだけ頑丈にマスキングテープを貼れば汚れる事は無いかな。。。と思い染色作業を行います。

染色の際も注意しながら行うので非常に時間も掛かります。

 

そしてお仕上がり後にマスキングを剥がします。

さぁどうでしょうか。

 

汚れてない事を祈りつつ剥がしていくと・・・

 


 

・・・やはり、あれだけ頑丈にマスキングしたのに部分的に染まってしまっていました・・・

 


 

どんなに頑丈に「マスキング」をしても僅かな隙間から染料が入り込んだり、染まった革の繊維から伝って

コバ、ウェルトに色が移ったりと、やはり「染料染め」の場合はコバを汚さずに仕上げる事は物理的に難しい。。。

 

注意はします!努力もします!ただ。。。それでも防げない事はご了承下さい。

 

上記から「ナチュラルコバ残し+染色」は基本的にはおススメしませんし

お受けしない様なご案内はさせて頂いております。

 

何卒、ご理解ご了承をお願い致します。

 

 

≪ご案内≫※クレジットカード各種 ご利用頂けます

 

BROSENTはオーダーシューズのお店です。

お客様1人1人の足を採寸して仕上げる事で抜群の履き心地を実現。

使用する素材もインポートのトップブランドに引けを取らない高級素材を使用。

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