ブログ『靴の木型の甲のお話~コッペパンは好きだけど。。。』

 

こんにちは、BROSENTの清水です。

突然ですが皆さんコッペパンって好きですか?

私は甘いのは苦手なんですが、タマゴやソーセージなどが挟んであるやつは結構好きです。

何か安心の一品ですよね。

ですがこれ靴のことになると話が違います。

靴とコッペパン、いったいどういう関係があるんでしょう?

是非ご覧になってみてください。

私はたまに『コッペパンみたいな靴(木型)』と表現することがあります。

コッペパンって正面(?)から見るとこんな形してますよね?

 

 

左右対称で全体的に丸い感じです。

一番高い位置はもちろん真ん中にきています。

これ食べる分には非常に良いんですが、靴になると『う~ん。。。』っていう感じです。

どういう靴かと言うと。。。

 

こんな感じです。

一番高い部分が真ん中辺りに来ているのが分ると思います。

コッペパンみたいですよね?

 

では続いてご自身の足をご覧になってみてください。

 

 

甲の一番高い位置がやや親指側、内側に来ているのがお分かりになると思います。

つまりコッペパンではきちんとフィットしないということになるんです。

 

ではBROSENT(ブロセント)の靴はどうなっているでしょう?

 

 

一見歪に見えますが、一番高い位置が足と同じように親指側に来ていますね。

しかも外側に向かってえぐれるようにカーブしています。

これがBROSENTの靴がとってもフィットする秘密なんです。

 

 

木型で見るとこんな感じです。

斜めからの写真で分りにくいかもしれませんが、BROSENTの靴の木型は赤線のようにえぐるようにカーブしています。

想像してみてください。

この型を平面の革で包んでいるところを。

普通は青線のようにえぐれた部分が浮いちゃうと思いませんか?

木型は複雑な形状にすればするほど靴にした時に木型の形をうまく再現するのが難しくなります。

ですから単純に木型を複雑な形にすれば良いと言う訳ではないんです。

それを技術力で上手く成型できる職人さんがいないと上手くいかないんです。

ですがそこは日本屈指の靴メーカー、セントラルさん!

この複雑な木型を見事に靴の再現してくれています。

お見事です!!

 

ラストの設計、それを再現する職人さん、BROSENTの靴が履きやすい理由の一つがこれです。

一度ご自身の靴と見比べてみてください。

その違いにビックリするかもしれませんよ!!

 

あ、一つ誤解のないように。

コッペパン型が100%ダメと言う訳ではありません。

お足の形状は人それぞれなので、この形が合う方がいらっしゃるかもしれません。

更に戦略的にそのようにしているケースもあるんです。

どことは書けませんが。。。(;^_^A

聞きたい方は直接お店にいらっしゃってください。。。(;^_^A

なので完全に悪い訳ではないのでその辺誤解なさりませんように。

 

ではでは。

 

 

 

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