本間です。
少し前にお客様からご依頼頂いたチャレンジ染色≪Rust finish（サビ仕上げ）
このブログをご覧頂いたお客様からご！きました。更に！「サビ多めのサビだらけ」の仕上げをご希望です。
さぁサビだらけの靴に仕上げます。
骨の様な白さを表現した「ボーンズグレー」のポイントにブラウン系のアクセントを入れた
仕上げです。
そしてこの度、このブログをご覧頂いたお客様からご依頼頂きました！
嬉しいですねぇ。ブログ書いてみるものですね。
そして今回はこの「Rust finish（サビ仕上げ）」を更にパワーアップさせたご依頼。
その名も！
≪Super Rust finish（超サビ仕上げ）≫ ダサいネーミング・・・
とにかく前回よりももっとサビだらけなイメージなお仕上がりをご希望です。
生涯2回目の作業なのにもうアレンジメニュー（笑）
出来るのかなぁ・・・と思いながらもやってしまうのがBROSENTです。
まずは下地を「Bones gray（ボーンズグレー）」に染色します。
これだけでもかなり技術が必要なのですが・・・
その上から「サビ加工」開始です。
靴がサビてきました。
もうちょっとサビさせましょう。何せ「SUPER」ですから。
だいぶサビだらけになりました。
ただ、汚らしくなっては元も子も無いのでちゃんと全体が作品？としてまとまる様に調整は
行いながら仕上げております。
さぁ。下地は完成。ここから一気に仕上げに入ります。
それではご覧ください！
新技法 ≪Super Rust finish（サビ仕上げ）≫です。
どうでしょう！結構なサビ感が出てるのではないでしょうか？
前回の通常≪Rust finish（サビ仕上げ）≫と比べてみましょう！
だいぶ朽ち果てて来てるじゃないですか。
前回のブログにも書きましたが・・・
新しいものの魅力とは真逆の朽ち果てる寸前の魅力。
何が流行り評価されるか解らない時代です。
実際に私もこのサビだらけのポルシェを見た時に何か印象的でした。
このサビだらけのポルシェはサビ加工でわざと朽ち果てる寸前を再現した技術と知って
更に印象的でした。
元々はお客様からのご依頼からの思い付きで『Rust finish（サビ仕上げ）』と
名付けてご紹介した技法ですが、こうして新たにご依頼を頂いたと言う事はやはり心に響いた方が居たんだな実感しました。
まだまだ色は無限に有ります。
これからも何かからのインスピレーションから驚くような染色が出来たら楽しそうですね。
≪Rust finish（サビ仕上げ）≫は革靴の染替えでのご依頼はお受けいたしません。
あくまでも≪オーダーシューズ専用の染色技法≫となります。
もしご依頼ご希望の場合はオーダーシューズご依頼時にご相談下さい。
宜しくお願い致します。
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