コラム-ハイシャインはもう古い?~靴の磨きの新定番ハンドポリッシュのお話』

こんにちは、BROSENTの清水です。

本日は靴磨きの新定番となるべき新しい磨き方法をご紹介致します。

【誰でも】【簡単に】しかも【靴に良い】磨き方法です!

是非ご覧になって、実際にやってみて下さい!!

 

皆さん≪ハイシャイン≫と言う言葉はご存知ですか?

つま先をピッカピカにするあれです。

最近では顔料仕上げのおかげでちょっと練習すれば出来るようになるんですが、やはり一部のコアなファンの物の様です。

何せ削れたりするので維持が大変だったり、本来はフォーマル仕様なのでちょっとトゥーマッチ感が否めません。

外人さんから見たら会社にタキシードで行くようなものですから。。。(;^_^A

ですがやはり靴は綺麗にしておきたいもの。

そこで本日は【誰でも】【簡単に】しかも【靴に良い】新しい靴磨きの方法≪ハンドポリッシュ≫をご紹介したいと思います。

 

まずは、何もやっていない状態の靴をご覧ください。

 

 

≪ハイシャイン≫がかけてあったんですが、削れたのと飽きてきた、と言う事で思い切ってスッピンにしてみました。

アップにするとこんな感じです。

 

 

では始めてみましょう。

まずはクリームを用意して下さい。

 

 

用意するクリームがロウ分の強い物がお勧めです。

BROSENTでも扱っている≪ENGLISH GUILD(イングリッシュ・ギルド)≫のクリームはこの≪ハンド・ポリッシュ≫に最適な逸品です。

 

これを靴全体に塗っていきます。

 

 

この段階ではまだ≪ハンドポリッシュ≫自体は始まっていません。

あくまで下地作りです。

 

続いてブラシで慣らしつつ、不要なクリームを除去します。

 

 

グローブなどで更に不要なクリームを除去し、光沢を出します。

 

ここまでが下準備です。

と言うか普通のメンテナンスですね。

通常はここまででもOKです。

ここから更にトゥを光らせたい場合に≪ハンドポリッシュ≫を行います。

 

 

指先にちょっとだけクリームを付けます。

 

でトゥに塗っていきます。

この時のコツは『力を入れない』『クリームを付け過ぎないこと』こと。

軽く触れる程度の力で十分です。

またこの1回目はキャップ全体にやって下さい。

 

塗り始めはクリームのせいで指が靴に引っかかる感じがしますが、しつこくやっていくと抵抗感が無くなってきます。

 

 

するとこんな感じなっているはずです。

この段階でもキャップ上の甲部の革と比べ光沢が出ているのが分かると思います。

 

 

更に同じことを繰り返します。

2回目以降はキャップ全体ではなく、キャップの前半分位のみにクリームを入れていきます。

こうすることで光沢のグラデーションが出来、綺麗に仕上がります。

 

たまに途中指の引っ掛かりが無くならなくなる時があります。

そんな時は。。。

 

一度指を一度布などで綺麗にして、再度行ってください。

 

今回は3回これを繰り返しました。

クリームの線が付かなくなるくらいまでやりましょう。

で完成したのがこちら!!

 

 

何もやっていない状態と比較してみましょう。

 

 

良い感じじゃないですか?

これ見よがしではない適度な光沢感が≪ハンドポリッシュ≫の魅力です。

また皮革の毛穴を完全に塞がないので、革本体に優しいのも特徴と言えます。

クリームと指さえあれば誰にでも出来る画期的な仕上げ方法ですね!!

 

【誰でも】【簡単に】しかも【靴に良い】磨き方法、その名も≪ハンドポリッシュ≫!!

ぜひ皆さんも普段の靴磨きにやってみて下さい!!