コラム『BROSENT知恵袋Vol.37~履き始めにすること』

こんにちは、BROSENTの清水です。

皆さんの靴に対するお悩みや質問にお答えする『BROSENT知恵袋』。

本日は『新しい靴を履き下ろす時』に関するご質問にお答えします。

 

 

本日のご質問は。。。

 

『新しい革靴を履き下ろす時注意する点があったら教えてください』

 

シンプルな質問なんですが、これって意外と難しいです。

いや難しくはないです。。。

ま、取敢えず頑張っていきましょう!

 

 

靴でもなんでも真新しいもの使い始める瞬間ってワクワクしますよね。

ちょっとでも靴が好きな方ならこんなこと考えちゃうんじゃないですか?

 

 

プレメンテをやった方が良い。。。とか。。。

 

 

もっと革靴が好きな人なら、履きじわの癖付けをした方が良い。。。とか思っちゃうんじゃないでしょうか?

 

はっきり言いましょう!

 

雑誌の読み過ぎです!!(笑)

 

ただ誤解の無いように言っておくと必要な場合もあります。

まずプレメンテから。

 

靴磨き屋さん(うちもやってますが。。。(;^_^A)の陰謀か、メディアなどでやたらとプレメンテをお勧めしています。

ですが例えばBROSENTのオーダー靴ではお引き渡し後すぐ履くならプレメンテは必要ありません。

メンテナンスを何故やるかの基本に立ち返ってみてください。

 

 

メンテナンスは素材の栄養不足を補うために行います。

栄養が行き届いているのに更に補給することはむしろ逆効果です。

 

BROSENTの靴の場合先ほども書きましたが、お引渡し前に仕上を施してあるので栄養は十分です。

逆にインポートの靴など作られてから時間が経っている場合は行った方が良いケースもあります。

特にヴィンテージの靴などはカサカサの可能性もあるのでアッパーだけなくソールにもばっちり栄養補給を行った方が良いです。

一方国産の有名ブランドを、売れているお店で買った場合などは作られてから時間が経っていない可能性もあるので必要ないかもしれません。

要は革がモチモチ、シットリしていればいらない、と言う訳です。

 

ここは店員さんに聞いてみましょう。

『この靴はプレメンテ必要ですか?』と。

多分ほぼ間違いなく『必要です!』と自信満々に言われるでしょう。。。(笑)

 

もう一つの皺入れですが、これも歩行時の癖で変な位置、例えばキャップに皺が入りやすい方や、思いっきり斜めに入りやすい方などはやっても良いですが普通の方ならいらないと思います。

やっても問題はないですが。。。

 

なんせこの話、某雑誌の編集者の『何かネタないですかね~。。。』と言う話に、某有名修理職人さんが『ペンとかで履きじわの癖付けをすると良いとかどう?』って冗談で言ったら『それ良いですね~!』と記事になったのが元ネタ程度ですから。。。(;^_^A

半分冗談みたいなもんなんです。

ご本人から聞いた話なので間違いないです(^^)v

 

と言う訳で一般的に言われていることが全て正しい言う訳ではないことお知り置きください。

 

と言うことで本日の答えは。。。

 

 

『プレメンテは状況に合わせて行ったり行わなかったりしてください。癖付けも癖のある皺が入りやすい方はやった方が良いですが、その他の方はどっちでも良いです。』

 

それよりも。。。

 

『足を痛めやすいで最初は長距離の歩行は避け、慣らし運転をしてから本格的に使用してください。』

 

の方が大事です!!

 

 

ではでは。。。

 

 

 

引き続きお悩み、疑問、質問を受け付けていきますので、是非お気軽にご質問下さい!!

 

≪質問受付≫

ご質問は『コンタクト』からお願いしたします。

BROSENT知恵袋に質問です、みたいな事を書いておいてください。

あとお名前は出しませんのでご安心ください!

 

 

 

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