
こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTの人気メニュー『革靴の染替』。
意外なことに黒から黒への染替え、と言うか染直しの依頼が結構多いです。
何故黒から黒へ染めるのか?
理由は様々なんですが、本日は『だから染め替えたい』と言う理由を2つほどご紹介しようと思います。
まずは1つ目。
染替のBefore&Afterからご覧いただきましょう。


わ、分かりずらいですね。。。
アップなら!?


これも分からんか。。。(-_-;)
これ実物を見るとBeforeは黒の下から微妙に青っぽいのが透けて見えてるんです。
なので『真っ黒にして欲しい』と言うご依頼でした。
たまにバーガンディのコードヴァンを強引に顔料でブラックにしたせいで下地のバーガンディが透けて見えると言うのはあるんですが、青っぽいのは初めてです。
と言う訳で顔料落としてみました。

落ちました。
が!何と!顔料の下から新たにネイビーの顔料が現れたんです!!( ゚Д゚)
恐らく表面の黒をより深い黒に見せるためにやったんだと思います。
ただ顔料なので剥げてきてしまったためネイビーの顔料が透けてきてしまったと。。。そういうことです。(-_-;)
羽根の部分とクウォーター部分の色が違うの分かりますよね?
羽根部分は1層目の顔料のみを落としたところです。
この顔料がかなり強力でして、なかなか落ちない!!
本間先生が『くそっ!!』って言いながらやっと2層目の顔料を攻略出来たのがクウォーターの部分、と言う訳です。

涙ぐましい努力の結果全部落ちました。。。(T_T)
『割に合わないです。。。』とぼやいてました。。。(T_T)(T_T)


写真で分からないとことがまた泣けてきますね(笑)
こちら後に顔料が除去しきれていないのが判明し、再施術になりました。。。(T_T)
お客様申し訳ございませんでしたm(__)m
続いてもう1例。
こちらもまずはBefore&Afterをご覧いただきましょう。


革好きの方なら分かるかな?
アップにしてみましょう。


左側革っぽくないないと思いませんか?
プラスティックっぽくて味気ない感じがします。
そう!顔料です!!
見えてる表面は革ではなく顔料なんです。
これがどうにも安っぽくて嫌だと言うんで『革っぽく出来ませんか?』と言うご依頼でした。


染替ってこんな使い方も出来るんです。
黒から黒へ染める。。。本日はそんなお話でした。
ではでは。。。
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