ブログ『バックル対決~シングルとダブルはデザインが違うだけに非ず』

こんにちは、BROSENTの清水です。

革靴にはご存知の通り紐で止めるタイプの他にバックルで止めるものがあります。

モンクシューズなどと呼ばれます。

以前はごく一部の靴好きに方にしか履かれていませんでしたが、今ではごくごく普通に履かれるようになってきました。

本日は人気のバックルシューズ、モンクについて私なりの見解を書いてみようと思います。

 

モンクは突拍子もないものを除き基本的にシングルとダブルの2種類となります。

 

 

こちらがシングル。

BROSENTでは≪Sidney(シドニー)≫と言うモデルになります。

 

そして。。。

 

 

こちらがダブル。

≪Rebecca(レベッカ)≫と言うモデルです。

 

私が業界に入った30年前、店頭にダブルモンクなんてものはほとんどありませんでした。

あるのはシングルばかり。

そのシングルでさえ非常にマイナーな存在でした。

当時の靴屋さんの人気は1位ローファー、2位キャップトゥ=ストレートチップ、3位エプロンフロント=ユーチップと言った感じだったと思います。

しかしここ10年位でしょうか。

このランキングが大きく変動しています。

1位キャップトゥ=ストレートチップ、2位ダブルモンク、3位その他諸々

と言った感じではないでしょうか?

現状モンクシューズの人気は圧倒的にダブルの方があると言う訳です。

 

ですがファッションは周ります。

昨年位から雑誌などでちらほらをシングルを見かけるようになってきています。

業界全体として『次はこれだ!』な感じになってきている訳ですね。

BROSENTでも昨年新作として登場させました。

 

そこで本日はシングルとダブル、どっちがどうだ?と言うお話を少ししようと思います。

 

まずはダブルから。

 

 

ダブルの最大の特徴は。。。『単独で圧倒的な破壊力があること』だと思います。

デザイン自体が凝っているので、これを履いているだけでお洒落に見えます。

かの有名なウィンザー公がロンドンの≪John Lobb(ジョンロブ)≫でオーダーしたのが。。。みたいな蘊蓄も男心をくすぐりますね。

 

続いてシングル。

 

じゃあシングルに勝ち目はないのか!?と言ったら結構そうでもありません。

 

実は履いた姿が美しいのはシングルなんです。

どういう事かと申しますと。。。

 

 

シングルはトゥからベルトまで視線を遮るものが無いので足がスラっと細く長く見えます。

一方のダブルはベルトまでの距離が短い上にキャップで一度視線が切れてしまうため更に短く見えます。

その為履いた時にはシングルの方が綺麗に見えるのです。

これを解消するためにBROSENTの≪Rebecca(レベッカ)≫にはこんなオプションもご用意しています。

 

 

プレーントゥ化です。

これなら。。。

 

 

シングルほどではありませんが、キャップで視界が途切れない分少しは長く見えます。

まぁそれでもシングルより短いですが。。。

 

と言う訳でシングルとダブルのモンクストラップはデザインが違うだけではなく見え方も異なることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

 

『存在感』のダブル、『美しさ』のシングル、貴方ならどちらを選びますか?

 

 

ではでは。。。

 

 

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