ブログ『世界に一つここだけの革~革靴の染めについて』

 

こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。

今日はちょっと、ではなくかなり珍しい革をご紹介しようと思います。

恐らく世界中でここだけ、BROSENTにしか無い革だと。。。思い切って断言します!!

あったらごめんなさい。。。m(__)m

ではご覧ください!!

 

BROSENT独自の≪フリーカラーシステム≫をご利用いただく場合、革は。。。

 

 

フランス≪Annoney(アノネイ)≫の≪Vegano(ヴェガノ)≫を使用しています。(5年半経って焼けてます。。。(;^_^A)

革靴の染めで使われるヌメ革では他にイタリア≪ILCEA(イルチェア)≫の≪Betis(ベティス)≫辺りも有名です。

某有名ブランドではこちらを使ってますね。(言うなって言われてるので、匿名です)

 

因みに私が過去に扱っていた≪CARMINA(カルミナ)≫でもパリ店限定で染めを行っていました。

 

 

当時パリ店の店長だったミゲール・フォント氏は本場パリでパティーヌの技術を習得した方で、芸術性の高い染めを得意としていました。

因みに左の写真に写っている小僧は若き日の私です。。。(;^_^A

知り合った当時は≪Annoney(アノネイ)≫の≪Vegano(ヴェガノ)≫を使用していましたが、一時≪Betis(ベティス)≫に変更、また≪Vegano(ヴェガノ)≫に戻してました。

やる人の好き好きかもしれませんが、何となくBROSENTでも≪Vegano(ヴェガノ)≫を使用しています。

開店当時はBROSENTでは国産のヌメ革も扱っていたんですが、本間君が『色の入り方、発色が全然違う』と言うので現在は≪Vegano(ヴェガノ)≫1本でやっています。

 

話は変わり、2019年。

本間君が変わった革を見つけてきました。

 

 

国産のヌメ革のクロコ型押しです。

個人的にはスマッシュヒットで、早速私靴を作りました。

 

 

最近のちゃんとした型押しは昔に比べかなり良く出来ています。

ので靴がとっても高そうに見えます。

私は青紫≪Deep Purple≫で染め、貴重スエード。。。

 

 

クードゥーのスエードと合わせてコンビにしてみました。

 

他にも。。。

 

 

何足かお客様にお作り頂いて完売と相成りました。

でも他の方からも『欲しい』と言うお声を頂きまして、探してみたんですが。。。無いんです。。。

最初に買ったところも廃版となっていました。

 

そもそもヌメ革って誤魔化しが効かないんで原皮の中から良質なものを厳選して作られます。

なので値段も高いです。

また扱えるメーカーも少ないです。

と言うことは。。。需要が少ない。。。と言うことなんですね。。。(T_T)

困りました。。。無いなら。。。作れば良いんじゃね!?

とあり物ばかりを探していたところを逆転の発想です!!

そう!!無いなら作れば良いんです!!

 

と言うことで手持ちの≪Annoney(アノネイ)≫の≪Vegano(ヴェガノ)≫にプレスをかけてもらいました!!

 

 

その名も『ヴェガノ・エンボスクロコ』です。

この革で作ったサンプルがこちら!

 

 

人気のオリジナルカラー≪New Urban Grey(ニューアーバングレー)≫で仕上げたサイドエラスティック≪Sophia(ソフィア)≫です。

ヌメ革の染めなので。。。

 

 

最近流行の≪Mカーフ仕上≫も施すことが可能です!!

 

『ちょっと変わったの欲しいな~』と言う貴方!!

この革ぜひ使ってみて下さい!!

 

 

ではでは。。。

 

 

 

 

 

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