コラム『俺の靴見る?vol.10~断然ヴァンプ派≪テクニック≫』

 

こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。

私前職は売上や在庫の管理、マネージングや店舗開発など様々な仕事をやっておりましたが、自称!メインの仕事はバイイングや商品企画でした。

それを20年ほどやっておりましたおかげか全盛期は200足以上の靴を所有しておりました。(恐ろしくて数えたことはありません。。。)

現在でも100足弱は残っております。

そこで連載として特に思い出に残っている靴を皆様にご紹介しようと思います。

私の仕事ですから、靴好きの方が期待する靴業界の裏話を怒られない程度に盛込んでいこうと思います。

本日は『断然ヴァンプ派≪TECNIC(テクニック)≫です。

 

 

皆さんスリッポンと言うとどんなデザインを思い浮かべますか?

ローファー?タッセル?

いえいえ、もっとシンプルなあの子がいるじゃないですか!

 

 

ヴァンプです!

こちらは既に無くなってしまった(ノーサンプトンのメーカーは潰れてしまいましたが、ブランド自体は生きているようです)≪Tecnic(テクニック)≫と言うメーカーの物で、ネームは当時働いていたお店のオリジナルです。

もう四半世紀前位の靴でしょうか。

 

サドルと言う革の帯が付いたものをローファーと言い、それが無いシンプルなものをヴァンプ、ヴァンプシューズと呼びます。

私昔からどちらかと言うとヴァンプの方が好きでした。

 

しかも。。。

 

 

≪コブラヴァンプ≫みたいなこれ見よがしなもの(好きな方ごめんなさい。。。m(__)m)ではなく、こちらのような本当にシンプルなものが好みです。

 

シルエットも素っ気無い位普通です。

 

アンライニングなので春夏素足(靴の事を思ったらフットカバー履いた方が良いですよ)で履いたりしてました。

 

この子一見普通の靴なんですが、密か(?)に珍しいディティールをしていまして。。。

 

 

ステッチが2本あるので分かりづらいんですが、内側が側面の下に入る『落しモカ』と呼ばれるモカを採用しているんです。

因みに逆を『乗せモカ』と言い。。。

 

 

アルゴンキンフロントとかがその代表例です。

 

ヴァンプはシンプルな分使いやすく、素材や色によってはフォーマルにもカジュアルにもなる強みを持っています。

BROSENTでも。。。

 

モカシンヴァンプの≪Kelly(ケリー)≫と。。。

 

 

プレーンヴァンプの≪Flora(フローラ)≫と言う2つのモデルをご用意しているので、ご興味のある方は是非ご覧になりにいらっしゃってください。

 

ではでは。。。

 

 

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