こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。
最近私中世のヨーロッパの文化や歴史にはまってまして、暇な時YouTubeなどでよく見ております。
昨日はフランス革命が勃発しました。
さて、その中でこの前面白い物を見つけたのでご紹介しようと思います。
私がこの業界に入ったころからしばらくの間靴のシルエットには常に流行があり、何かが流行ると一斉にみんな『これを履け~!!』と右向け右状態が続いていました。
28~30年前位にはラウンドトゥが流行りました。
その後オブリークが来て、17~15年くらい前にロングノーズが一世を風靡しました。
老い(は履いてなかったか。。。)も若きも皆つま先の長い靴を履いていました。
私も靴屋さんですから流行と言うことで履いていましたが、今見ると恥ずかしいですね。。。
まだたまに見かけますが。。。(;^_^A
その後2008年のリーマンショックを境にこのようなメインストリーム的な流行が起こらなくなりました。
『これ置いときゃ売れる』と言う時代の終焉です。
個々のお店が『うちはこれ!』と言うお店じゃないとやっていけなくなりました。
イタリア物が売れなくなってきたのもこの頃です。
靴に関して言うと景気が悪くなると流行りものが売れなくなります。
選択が保守的になり、イギリス的な中庸なものが売れるようになります。
テーラーさんの話だと服も同様みたいですね。
さて先ほど出てきたロングノーズですが、つま先が長い靴はセックスアピールと言われています。
セックスアピールをバンバン出すのは景気が良い時です。
リーマンショック以前はまぁまぁ景気も良かったですからね。
しかし!華やかさを極めた中世ヨーロッパなら!!
それは凄まじいばかりのロングノーズがあったはず!!
ありました!!
こちらです!!
長っ!!( ゚Д゚)
右の人など外套からはみ出ちゃってます!!
この靴『クラコー』と言います。
ポーランドが発祥と言われ当時の首都『クラクフ』からその名が付いたと言われています。
当時は現代ほど情報が早く行き渡らないのでゆっくり西ヨーロッパにも広まっていったようで、後にフランスでは『プーレーヌ』と呼ばれました。
ベルベットや革などで作られており、型が崩れないように内部にクジラのひげなどが用いられていたそうです。
長さも長いものになると何と1mなんて代物も!
流石に長すぎるので足に括り付けて履いていたようです。
また甲冑などを装着した際も。。。
履いていたそうで、速く動けないので切らなければならなくなることもあったそうです。
馬鹿ですね、完全に。。。(;^_^A
ただ当時は王様クラスも履いていたようで。。。
フランス王シャルル6世や。。。
オランダ王ジャン2世も履いていたことが当時の絵画からも分かります。
早く景気が良くなってロングノーズが流行ると良いですね。
でも抵抗あるな~。。。(;^_^A
ではでは。。。
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