オイルの塗りすぎ注意!バケッタ加工の再仕上げ

本間です。

 

今回は「オイルバケッタ仕上げ」のご紹介です。

 

画像の靴はご自身で「バケッタ加工」にチャレンジしてみたものの、中々上手く行かなくて・・・と言う事で、再仕上を行わせて頂きました。

 

 

 

 

履き込み過ぎて傷んでしまったスエード靴等に油分やロウ分を足して毛足を潰す加工。

それがオイルバケッタ仕上げです。

 

BROSENTでは過去にも何度もご依頼頂いている人気メニューです。

 

バケッタ仕上げのやり方のご参考に!⇒  ≪コチラ≫

さて、今回ご依頼頂いたのはコチラのブーツです。

 

 

上記のブーツはご依頼頂いたお客様ご自身でやり方などを調べながら行ったバケッタ仕上げです。

履くと「履きジワ」が崩れたり、全体にムラが出たりする事が気になるとのご相談。

その原因は少し「油分」を足し過ぎてしまった様です。

 

油分(オイル」だけでは毛足を寝かせる事は出来ますがどうしても「べた付き」が強く出てしまいます。

それから毛足が十分に潰しきれません。

 

そこで、再仕上としてお預かりさせて頂いました。

再仕上の作業としては油分(オイル)を出来る限り抜いてあげてから「ロウ分」等を駆使して

何とか毛足を潰せるだけ潰す事に重点を置く方法です。

 

 

 

お預かりした時よりも毛足がしっかり潰れている事。

そして若干のツヤ感が有る仕上がりに注目です。

 


 

油分(オイル)だけの仕上げと比べるとだいぶ風合いが違うお仕上がりなのがお解り頂けるかと思います。

ただ、これだけは言わせて下さい。

ご自身で調べながらチャレンジしてみるのはとても素晴らしい事だと思います。

これからも興味の有る事はドンドン挑戦してみて下さいね。

 

もし、上手く行かなった場合はまたご相談ください。

出来る限りフォローさせて頂きます!

 

 

 

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