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こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。
私前職は売上や在庫の管理、マネージングや店舗開発など様々な仕事をやっておりましたが、自称!メインの仕事はバイイングや商品企画でした。
それを20年ほどやっておりましたおかげか全盛期は200足以上の靴を所有しておりました。(恐ろしくて数えたことはありません。。。)
現在でも100足弱は残っております。
そこで連載として特に思い出に残っている靴を皆様にご紹介しようと思います。
私の仕事ですから、靴好きの方が期待する靴業界の裏話を怒られない程度に盛込んでいこうと思います。
本日は『完成体ビスポーク≪ギルドオブクラフト≫です。
数々の失敗を乗り越えついに完成体ビスポークが完成しました。
依頼したのは当時取引先様で、現在BROSENTで『サンプルセール』を開催している≪GUILD of
Crafts(ギルドオブクラフツ)≫さん。
それまで何度かイージーオーダーはお願いしていて、経験上『これは行ける!』と踏んでチャレンジしました。
こちらです!
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多分この先フルビスポークを作ることはないと思ったんで出来るだけシンプルなものにしようと思いデザインはプレーントゥダービー、俗にVフロントと呼ばれるデザインを選びました。
アッパーはグレーのカーフです。
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シルエットは私好みの少しシャープ目のラウンドトゥにしました。
私普段からタイはしないので、スーツだけでなくジャケットもOKな雰囲気にしてみました。
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ビスポークですからデザインに縛りはありません。
まずV字の羽根部のステッチを一工夫。
こちらが内側で。。。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=532x10000:format=jpg/path/s02f36acb0c0e43e5/image/i6de2af34901859ec/version/1680531923/image.jpg)
外側には私の名前『Shimizu』の『S』をデザイン化したサイドメダリオンを入れてもらいました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=529x10000:format=jpg/path/s02f36acb0c0e43e5/image/ifdfc6c41ae61d9be/version/1680531959/image.jpg)
カウンターはちょっとデザインの入ったドッグテイルに縫い割はハンドステッチにしてもらいました。
サイドメダリオンもそうですが、自己申告しないと誰にも気付かれない、そう!BROSENT的なディティールです。
当時からこんなだったんですね、私。。。(;^_^A
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ウエストはもちろんヴェヴェルウェストです。
十分ならこれは必須ですね。
何といっても見た目がセクシーです!
と言う訳で予定通り(?)完璧に成功しました。
最後に色々なところでビスポークを作った私が、ビスポークを作るにあたっての清水流の心構えを。
・最低でも靴の基礎知識は持っておいた方が確実です
・廉価版(製法違いなど)があったら試しておくと良いです
・自分なりのフィッティングの良し悪しを把握しておきましょう
・1足目で上手くいったら凄いことだと言う認識を持っていた方が無難です
特に3番目のフィッティングに関しては私の場合メーカーの方と意見が合わなくても押し通した方が上手くいきました。
物凄くお金を持ってて何足も調整で作れる方は別として、私程度の一般庶民は念には念を入れて取り掛かった方が良いですよ。
で!す!が!
当ブログの読者の方は既にご存じの通り、現在BROSENTで行われている≪Guild od Craft≫さんのサンプルセールにビスポークシューズが混ざっております。
しかも大特価で!
自分の足に合わせて作ったものではないですが、超絶技巧を駆使し、九分や十分仕立てで作った靴が『こんな履き心地なんだ。。。』と感じることは出来るとは思います。
こんなチャンスは滅多に。。。いや二度とないかもしれません。
実際にビスポークシューズはオーダー出来ないけど、一度履いてみたい、と言う方はぜひBROSENTに足をお運びください!
ではでは。。。
≪商品の問合せ≫
TEL 0368861660
≪Guild of Crafts(ギルドオブクラフツ)≫公式サイト
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ご質問は『コンタクト』からお願いしたします。
BROSENT知恵袋に質問です、みたいな事を書いておいてください。
あとお名前は出しませんのでご安心ください!
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