こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。
皆さんの靴に対するお悩みや質問にお答えする『BROSENT知恵袋』。
本日は『革底のつま先に付ける金属=メタルトゥチップ』についてのご質問にお答えします。
ちょっと前に某百貨店の方にこんな質問をされました。
『革底のつま先に付ける金属って付けた方が良いんですか?』
その方少し前に売場に来られた方で、靴は初めてと言うことでご質問を頂きました。
この質問結構店頭でも聞かれるのでお答えしようと思います。
答えは『実話』と『私見』に分けてお話させていただきます。
まずは『実話』から。
人によってはちょっとショックかもしれませんが。。。(-_-;)
この爪先に付ける金属、メタルトゥチップとかスティールトゥチップとか言われますが、基本的に付けているのは日本人とフランス人位です。
いるにはいると思うんですが本場のイギリスやイタリアではあまり見かけません。
更に。。。
キャップトゥ=ストレートチップに付けているのは日本人だけです。
フランス人も。。。
こんな感じのゴツメのカジュアル靴にしか付けません。
そもそもフォーマルの場(ヨーロッパの人はフォーマルの場以外であまりキャップトゥは履きません)でカチャカチャ音出してたらまずいじゃないですか。。。(;^_^A
またフォーマル時にしか履かないため出番がそれほど多くないので減り防止であるトゥチップを付ける必要が無いんだと思います。
続いて『私見』です。
私は個人的にはあまり好きではありません。
理由は三つ。
一つは先ほども書いたカチャカチャです。
音がして私には下品に見えるんです。
もう一つが金属なので使用している内にバリが出来ます。
すると木の床やタイルに傷を付けてしまう可能性があるんです。
最後が大事にしたいなら減ったらラバーやレザーで補強すれば良いじゃん、と思っているからです。
以上の点から私は付けません。
でもオーダー時には承っていますよ。
種類は2種類。
≪ヴィンテージスティール≫と。。。
≪トライアンフスティール≫です。
どちらもカジュアル靴ですね。
よく合っていると思います!
と言う訳で本日の答えは。。。
『日本のトゥチップ文化は欧米とは違うので付けたければ付けて下さい。ただ静かな所へ行く時や床を傷付けそうな所では注意して歩きましょう』
です。
あと参考までにメタルトゥチップは新品かオールソール時に付けるのがお勧めです。
革底は使用してるうちに中の繊維が緩んできます。
その状態で付けるとビスが抜けやすい為です。
ご参考までに。
ではでは。。。
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BROSENT知恵袋に質問です、みたいな事を書いておいてください。
あとお名前は出しませんのでご安心ください!
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