こんにちは、BROSENT（ブロセント）の清水です。
連載企画『Remember past order』。
このコーナーでは過去の作例を『この靴のポイントはここですよ～』とか、『BROSENTではこんなことが出来ますよ～』と言う具合に分かりやすく解説付きでご紹介しています。
もう既にBROSENTのお靴を持っている方も、これからオーダーしてみようかなぁと言う方もお買い物の参考してして頂けると幸いです。
それではいってみましょう！！
本日は『底周り最強』なお靴のご紹介です。
本日ご紹介するお靴はこちら！
ブラックカーフでお作りしたエプロンフロント＝ユーチップの≪Leila（レイラ）≫です。
私がこの業界に入った頃はキャップの次に人気があったのがユーチップでした。
まぁ今ほど革靴のデザインが豊富では無かったこともあったと思います。
ダブルモンクなんか殆ど見なかったですから。
そのユーチップですがまた最近人気が出てきています。
恐らくスーツではなくジャケットスタイルでのビジネスが増えたことが要因なんじゃないでしょうか？
確かにジャケットスタイルにキャップはちょっと足元だけ堅苦しくなっておかしいですから。
その点ユーチップはジャケットスタイルだけでなく色によってはカジュアルにも使えるので便利です。
今回のご注文はブラックカーフの単色ですが、コンビにしても様になるデザインなのでご興味のある方は是非ご相談ください。
でも今回の主役はアッパーではありません。
主役はこちら。
ソール、底周りです。
レザーソールに≪ハーフラバー≫と≪ヴィンテージスティール≫、カカトは≪コンチネンタル≫のラバートップです。
まぁそれぞれに好き嫌いがあるとは思いますが、この状態だと『トゥが減りずらい』『ハーフラバーを張り替えれば済むのでオールソールまでがかなり長い』『ハーフラバーとラバートップで滑らない』と言った利点がございます。
BROSENTではこのオプションは靴が上がって来てから修理屋さんで付けてもらっています。
当然納期は1週間から10日ほど伸びてしまうんですが、この手の作業は修理屋さんの方が数をこなしている分上手だったりするんです。
なのでひと手間かけてそうしています。
BROSENTの小さなこだわりでした。
ではでは。。。
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