
こんにちは、BROSENT(ブロセント)の清水です。
連載企画『Remember past order』。
このコーナーでは過去の作例を『この靴のポイントはここですよ~』とか、『BROSENTではこんなことが出来ますよ~』と言う具合に分かりやすく解説付きでご紹介しています。
もう既にBROSENTのお靴を持っている方も、これからオーダーしてみようかなぁと言う方もお買い物の参考してして頂けると幸いです。
それではいってみましょう!!
本日は『出来ないのに出来る色』なお靴のご紹介です。
昔から当ブログをお読みいただいている方には繰り返しになりますが、今現在白の染料と言うものは存在しません。
今現在と書いたのは。。。

古代インカ文明には白の染料が存在していたそうなんです。
現在でも出来ないことはないみたいなんですが、コストが非常にかかり割に合わないそうです。
なので白い商品は白い顔料やペンキで上から色を乗せるか、ブリーチ=脱色によって白にしています。
その為一見無敵に見える≪フリーカラーシステム≫でも白を使わないと表現できない色、例えばピンク(白+赤)や水色(白+青)などは出来ないんです。
ここで気の利いた方なら気付くはず。
グレーも白+黒だから出来ないんじゃないか?
そう!
その通りです!
世の中のグレー靴の98%(何となく推計)は顔料仕上です。

こんな感じです。
全くムラ感が無く、何となく革と言うよりプラスチックっぽい質感となります。
ちょっと安っぽいですよね?
でもBROSENTの≪ニューアーバングレー≫は違います。
ご覧いただきましょう。

≪ニューアーバングレー≫のダイヤモンドキャップ≪Riley(ライレー)≫です。
ご依頼で少し濃いめに染めたので黒っぽくも見えますが、グレーです。
どうやっているかというと。。。


元々セントラルさんからは左のようにヌメ革で上がってきます。
その上から黒の染料を薄く入れ、下地のヌメを透かせているんです。
そうすることでグレーに見える、と言う寸法です。
私は簡単に書いていますが、『黒だけチャチャっと入れるだけじゃないんですよ。。。』と言う本間君の言葉が聞こえてきそうですが。。。(-_-;)

黒と同じように使え黒より軽く見えるので、春夏に黒靴代わりに使うのに非常に便利です。
服が軽くなる春夏は真っ黒だと足元だけ重くなりがちなので。
そうそう。
ヌメの下地を活かさないとグレーは出せないので、他の色からグレーへの染替は出来ません。
グレー靴が欲しい方は是非オーダーしてください!(;^_^A
ではでは。。。
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